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アシストフックを低コストで自作してみよう!!シングル・ツインの超簡単な作り方紹介

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アシストフックを自作してみよう

今回はアシストフックの簡単な自作方法をご紹介します。

 

出来上がったアシストフックを買うと結構なお値段しますよね!

消耗品なので仕方がないと思うものの、ガソリン代など値上がりしているこのご時勢、私のような貧乏アングラーは少しでも節約したいものです。

そんなお悩みに役立つかもしれない、低コストかつ簡単なアシストフックの作り方をご紹介します。

 

 

アシストフック特長

フックの大きさ

フックの大きさは、ジグに絡まない大きさを選択する必要があります。

ジグの幅よりもフトコロの大きいサイズか、小さいサイズのフックを選んでください。

ジグと同程度のフトコロの大きさであれば、しゃくっている時に写真のように抱いてしまいます。これでは魚がバイトしてきてもフッキングできませんね。

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最終的には、対象魚によってフックの大きさを選択すれば良いのですが、ジグの幅とフックのフトコロが違う大きさのものを選びましょう。

 

アシストフックの長さ

アシストラインの長さは、一般的にジグの長さの1/3程度と言われています。

使用するジグの大きさに合わせて、自分好みの長さに調節するのも自作の面白いところですね。

ちなみにアシストフック3cmだとか2cmとは、どこからどこまでの長さかというと

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写真のように、アシストラインの先端から針先まで長さを言います。

 

必要な道具

簡単に作れる作り方の為、特殊なツールを必要としません。

・アシストライン

・フック

・溶接リング

・プライヤー

 

・アシストライン  

おすすめのアシストラインはこちらです。サイズは対象魚に合わせるとよいでしょう。

ちなみに私はブリメインなので、ツインフック20号、シングルフック10号を使うことが多いです。

よつあみ(YGK) ガリス シーハンター5M   100LB(20号)

よつあみ(YGK) ガリス シーハンター5M 100LB(20号)

 

 

・フック

フックも錆に強いものや細軸のものなど様々な特徴があります。フィールドや対象魚、好みで使い分けましょう。 

OWNER(オーナー) ジグフック JF27 カルティバ ジガーライト シワリ 4/0号

OWNER(オーナー) ジグフック JF27 カルティバ ジガーライト シワリ 4/0号

 
シャウト! 233CH ヘビースパーク 5/0.

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・溶接リング

こちらも状況に合わせて選びましょう。 

シャウト! 74-PR プレスリング 4

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・プライヤー

 締めこむ作業やライン切断に使うので、普段使いしているものがあればそれで充分です。

 

 シングルアシストフックを作ってみよう

アシストラインとフックを結ぶ

アシストラインは15cmほどあれば十分です。

まずアシストラインの端をエイトノットで結びます。

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次に、ラインを折り曲げ 、エイトノットを結んだラインごと外掛け結びをします。

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この時締め込みは7割くらいの力で大丈夫です。

※ラインは必ず針先側に出るようにしましょう。反対だとフッキングの力が伝わりにくくなります。

 

この状態では、エイトノット側のラインを引っ張ると動きます。ここでアシストラインの長さを決めましょう。

 

自分の好みの長さになる場所で、再度エイトノットをします。

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 長さが決まったら本締めをします。

注意!ここでしっかりと締めないと抜けます!!

 

溶接リングとフックを結ぶ
溶接リングの中にアシストフックラインを通します。
次に、通したアシストラインの輪の中に溶接リングを通します。
さらに、通したアシストラインを一捻りし、できた輪の中に溶接リングを通します。
 
※わかりにくいかもしれないので、事項で図説します。
 
フックとリングをプライヤーで挟み、締め込みます。この時、リングを90°捻ってから締め込むと、針の向きが丁度よい方向を向いてくれます。
 
シングルフックの完成です。

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溶接リングとフックの結び方を解説

溶接リングの中にアシストラインを通します。

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 溶接リングをアシストラインの輪の中に通します。この時にラインがクロスしないように!平行が正解です。

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 アシストラインを捻ります。

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 捻ってできた輪の中に溶接リングを通します。

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最後に締めこむんで完成です。

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動画はこちらです(^^♪

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ツインアシストフックを作ってみよう

アシストラインの長さの決め方
ツインフックを作る時は、あらかじめアシストラインの長さを決めておきます。
 
売り物のように、正確な長さのものを作るには経験が必要です。ただ、自分で使うのでざっくりとしたものでよいと言う方は、下の公式もどきを参考にしてください。
 
アシストフックの長さの決め方 =
      作りたいフックの長さ × 2  +  2cm程度

 


さらにこれに自分が結びやすい長さを足します。 

  
アシストラインとフックを結ぶ
片方を外掛け結びで結びます。

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さらに反対側を結びますが、わかりやすいようにマーカーを書いておきます。

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こちらも外掛け結びをしますが、マーキングしたところが輪の頂点に来るように結ぶと、締め込んだときに大体丁度よい位置になります。

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溶接リングを結ぶ
フックが外向きになるようにラインを2つ折りにします。

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あとはシングルフックを作ったときと同じように溶接リングと結びます。
 
締め込むときは2本のフックを揃えて締め込みましょう!
こうすることで出来上がったときに2つのフックが別々の方向を向きます。

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余った端糸を切ったら、ツインフックの完成です。

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動画はこちらです(^^♪

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強度テストしてみた

測定方法は、重量計に引っかけて引っ張るだけといったシンプルな方法です。

 

シングルフックの強さ 

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ツインフックの強さ
 
2本同時測定

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1本のみ測定 

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もう1本測定
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いずれも10kgを超えても問題ありません。
 
※実用レベルとしては十分ですが、簡単な作り方のためBigゲームには不向きかもしれません。ライトジギング向けにおすすめです。
ちなみに私はいつもこれでブリを釣っていますが、すっぽ抜けたことはありません。ブリクラスの青物なら大丈夫だと思います。
 

アシストフックのセッティング方法

 ジグの交換がしやすいようにスナップを使っている人がいますが、絶対におすすめしません。
自分もジギングを始めたときはスナップを使ってましたが、ブリに伸ばされました…。
知り合いはワンピッチジャークしているときにスナップが開いてジグを無くしておりました…。
 
リーダーと溶接リングを結び、フックとジグをスプリットリングで連結します。

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ジグの交換はスナップと比べると手軽ではありませんが、慣れると問題なくなります。
 
 

自作のアシストラインを使ってどんどん釣ろう!!

自分好みの長さなどにカスタマイズできるのが自作の楽しみではないでしょうか。今回ご紹介したのは簡単に作成できますので、量産してどんどん魚を釣っちゃいましょう!!